カザフスタンにおいては、14世紀頃までに現在のカザフ人が定住し、言語についてもカザフ語が確立したと考えられている。15世紀後半、カザフ人は遊牧ウズベク国家から分離し、キプチャク草原(カザフスタン)に勢力を拡大し、カザフ・ハン国が成立した。
1730年代カザフの支配層の一部がロシア皇帝に臣従し、1850年〜1860年代カザフスタン南部がロシア帝国に併合され、カザフスタン全域がロシアの支配下になった。1920年、ロシア社会主義連邦ソヴィエト共和国の一部として「カザフ(キルギス)自治ソヴィエト社会主義共和国」が成立(首都オレンブルグ)し、1936年ソヴィエト社会主義共和国連邦を構成するカザフ・ソヴィエト社会主義共和国に昇格した。