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カザフスタンについて

カザフスタンの経済

カザフスタンは中央アジア5ヶ国の中で経済規模(GDP)が最大であり、隣国ウズベキスタンと並び中央アジアで注目されている。
特に2000年以降はGDPが前年比10％近い伸びを続けており、2008-09年はいわゆるリーマンショックの影響を受けたが2010年からは再度伸びを示している。
豊富な天然資源を背景に資源依存型の経済となってはいるが、大統領令である「2010年〜2014年の産業・イノベーション促進発展プログラム」を通じ産業構造変革及び改善への取り組みを行っている。
貿易、投資の面ではやはりロシアとの関係が強く、2010年7月にはロシア、ベラルーシ、カザフスタン三ヵ国間での関税基本法が導入され関税同盟が発足した。
近年では石油の輸出や機械･設備の輸入の拡大、石油のパイプライン輸送協力や資源採掘分野への鉱物資源投資などを中心に中国との関係も強まっている。

主要経済指標（前年比伸び率、％）

注：(1)速報値。(2)EBRD計画値。(3)IMF推計値。(4)第4四半期。出所：カザフ国家統計庁ほか

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